休日旅行

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大阪の最高級ホテル!インターコンチネンタルホテル大阪で過ごす休日

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 こんにちは!Trip.comが夏から先行販売ホテルセールをしておりますが、それを利用して8月にインターコンチネンタルホテル大阪に破格で宿泊することができました。宿泊代は、なんと「2名1泊(素泊り)デラックスキングルーム+12時までのレイトチェックアウト」付きで「13,764円込」でした。一人当たり6,882円です。通常1泊5万円ぐらいからのホテルだと思いますので、Go Toキャンペーンを利用しても、この価格で宿泊することはなかなか難しいのではないかと思います。

ホテル概要

 インターコンチネンタルホテルは、イギリスに本部を置くグローバルホテルチェーンIHGグループに属しています。日本にもいくつかありますが、横浜にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが船の帆のような形をしている建物で印象的です。IHGグループの上位ブランドにはインターコンチネンタルホテル以外にもリージェントホテルやキンプトンホテルなどがあり、どれも高級ホテルですが、日本ではあまり聞きなれずなじみの薄いホテルだと思います。しかし、キンプトンホテルが今秋10月2日に日本発「キンプトン新宿東京」をオープンし、少し身近になりました。また、IHGグループにはIHGリワーズクラブという会員プログラムがありますが、私はゴールドでもプラチナでもなく、ただの平会員です。


 インターコンチネンタルホテル大阪は大阪駅に直結しているグランフロント大阪のタワーCの上層階に位置しております。大阪駅からは徒歩5、6分で到着し、雨でも濡れることなくホテルに向かうことが可能です。

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  写真はグランフロント大阪ですが、左からタワーA、タワーBと続き、右側タワーCの半分から上がインターコンチネンタルホテル大阪の客室です。

 ホテルは2013年に開業し、20階から上にフロントや客室、レストラン・バーがあり、1階から4階にはチャペルや会議室、スパなどがあります。部屋は、通常の客室以外にも、長期滞在者向けのキッチン付きの部屋であるレジデンスも用意されています。レストランは朝食会場をも兼ねている「NOKA Roast&Grill」と、フレンチレストラン「Pierre」があり、「Pierre」はミシュランで5年連続星を獲得している有名店です。

 それではホテルへ向かいます。

フロント・ロビー

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 グランフロント大阪北館です。北館の1階にホテルの入り口があります。

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ホテル入口に到着しました。

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金色のドアを開け、中に入ると大きなエレベーターホールがあります。フロントは20階にありますので、エレベーターで昇ります。

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エレベーターのドアが開くと、まず空の青さと、外に広がる開放的な街並みが目に入ってきます。そして、シンプルながらもスタイリッシュなフロントがお出迎え。今回はデラックスダブルルームで予約しておりましたが、空室状況によるアップグレード特典が付いていたので、チェックイン時に、高層階のデラックスダブルビュールームにしていただけました。

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フロント横のロビーはこんな感じです。梅田スカイビルウェスティンが見えます。

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壁際には アートなオブジェが並んでいます。こんなオブジェはどこに売っているのでしょうか。奥に客室へ向かうエレベーターがあるので、部屋へ向かいます。

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客室階のエレベーターホールです。いい雰囲気ですね。

客室

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 部屋に到着しました。26階の部屋です。それでは早速中に入ります。

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重厚なドアをあけ中に入ると、広々とした客室が。ソファが2つもあってうれしいです。

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窓際から見たらこんな感じです。いつかこんな部屋に住んでみたいところです。

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窓はとても大きく、部屋からはビル群を望むことができます。都心に住んでいる感じを味わえます。

では、ルームツアーに出発!

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 まず、部屋の入口を入ってすぐ横にはクローゼットがあります。アイロンや毛布なども部屋に用意されています。

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棚を開けると浴衣があります。インターコンチネンタルホテル大阪はスパ&フィットネスのフロアがあり、その中に浴場があるので、風呂上りに着たらいいかもしれません。

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 次に、ワークデスクの横には大きな大理石があり、その上には急須のセットが置かれています。インバウンド旅行客は日本の気分が味わえるので、粋なおもてなしですね。

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 ミニバーです。ポットは高級感のあるデロンギです。外資系ホテルはデロンギのポットを使用していることろが多い気がします。コーヒーはネスプレッソを設置されています。

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有料ですが冷蔵庫にはビールやフルーツジュースなどたくさんの種類のドリンクやお菓子が用意されています。

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 さらに下の棚を開けると、シャンパン、ワイン、ウィスキーから梅酒、日本酒まで、数種類のアルコールが用意されています。価格の相場は、シャンパン・ワインが7000円~9000円、フルーツジュースが1,200円、コーラが750円、ナッツが600円ぐらいです。私には手がでません。ちなみに、私はコーヒーや紅茶はよく飲みますが、アルコールは機会がなければ飲まない人です。

f:id:sanmanosippo:20201024142232j:plain お水やコーヒー、紅茶はフリーですが、中でもうれしいのは、シンガポール発の高級紅茶で有名なTWGティが飲めるということです。

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洗面台はコンパクトにまとまっています。

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 浴室はとても洒落ています。部屋との仕切りのカーテンのような役目の引き戸を開けると浴室から部屋のテレビを見ながら入浴することができます。さらに、テレビと繋がっているスピーカーが浴室にあるので、音も聞こえます。

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 アメニティはAGRARIAというブランドです。サンフランシスコ発のフレグランスブランドのようです。

 ひととおり部屋を見ましたが、まだ16時前なので、 ひとまず部屋でまったりしようと思います。

スパ&フィットネス

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 部屋でまったりした後は、4階にあるスパとフィットネスのフロアに行きました。ここには、スパ、ジム、屋内プール、和風の浴場が設備されています。なかなか運動する機会がないのでプールに入って運動し、お風呂へ入って汗を流そうと思います。

 奥に見えるのが「MEGURI SPA&WELLNESS」という高級スパです。全身トリートメントを60分で約20,000円です。いつかこんなところに行ってみたいなと思いながらスルーします。

 プールは、受付でプールを利用したい旨と部屋番号をスタッフに伝えれば、水着を貸してくれます。水着を受け取ったら更衣室で着替えて水泳開始です。バスタオルやキャップは備え付けられているので手ぶらでOKです。

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引用:インターコンチネンタルホテル大阪HP

https://www.icosaka.com/spa/pool/

 リゾート感のある綺麗なプールです。プール内はフィットネス会員専用レーンや水泳専用レーンなどに分かれており、私は水泳専用レーンで40分ぐらいずっと泳いでおりました。また、プールサイドには直接水着のまま入れる風呂?や、ビーチチェアがあり、運動で疲れたあとは体を休めることができます。ビーチチェアでスマホを触りながらゆっくりしている人もおられましたし、泳いでいる人もいましたし、楽しみ方は人それぞれですね。

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さて、運動した後は汗を流しに浴場へと向かいます。

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引用:インターコンチネンタルホテル大阪HP

https://www.icosaka.com/spa/bath/

温泉は和風で、今時の高級旅館のような雰囲気を醸しだしております。ドライサウナやスチームサウナもあります。朝7時から夜22時まで入浴することができるので、朝風呂も入れます。大阪の都心でこのお風呂に入れると思ったら最高です。

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お風呂上りには、こんな感じでくつろぐことができ、人も少なく快適でした。

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 部屋に戻ると日が落ちており、日中とは違ったロマンチックな雰囲気です。この日はグランフロント大阪のハンバーグ店で夕食を食べて寝ました。

ラウンジ3-60(スリーシクスティ)

 翌日の朝、コーヒーを飲みに「ラウンジ3-60」に行きました。ラウンジと名前がついておりますが、一般客でも利用ができるカフェのような店舗です。日中はアフタヌーンティもやっております。

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高い天井まで伸びる大きな窓からは、大阪市内を望めるラウンジです。

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一番奥の席に案内していただきました。窓からは梅田の再開発エリア「うめきた2期エリア」が見渡せます。もともとはJR貨物のターミナルで今は更地になっておりますが、今後、大規模な公園、商業施設、オフィスビル、さらには大阪駅の地下ホームが新設され、2028年を目途に全体が完成する予定です。完成すればここからの景色も一層いいものになりそうです。

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コーヒーを注文しました。お菓子もついてきました。価格は1,200円となかなかいい値段です。私はコーヒーを注文しましたが、ここでは、このホテルのためだけにブレンドされたTWGのオリジナルブレンドティを飲むことができるので、おすすめです。コーヒーを飲んだ後は、部屋に戻り、12時前にチェックアウトしました。

 今回はTrip.comさんやGoToのおかげで、なかなか泊まることのできないホテルに泊まることができ、いい経験をさせて頂きました。最近は若干の旅行業界の回復傾向が見られますが、早くこの事態が収束し、業界に活気が戻ることを願います。