休日旅行

お出かけ先で泊まったホテルや行った観光地、乗った交通機関を中心に紹介していきます!

京都の高級ブティックホテル「京都悠洛ホテルMギャラリー」宿泊記

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 先日、「京都悠洛ホテルMギャラリー」がTrip.comのセールで安く販売されておりましたので、近場ですがこの際に宿泊してみました。内容は、1泊2名(スーペリアツイン)+バーでのウェルカムドリンク+朝食+14時のレイトチェックアウトのプランで16,000円でした。

 当ホテルは、パリを本拠としてヨーロッパを中心に世界で展開しているホテルチェーン、アコーホテルズのホテルです。最高級ブランドには、シンガポールの名門ホテルで有名な「ラッフルズ」や、バンコクのルーフトップバーで有名な「バンヤンツリー」などのブランドがあります。その中で、「Mギャラリー」は高級ブランドに位置しており、ホームページによると、ストーリーを語りかける個性に満ちたブランド展開をしているとのことです。Mギャラリーブランドとしては日本発上陸のホテルで、2019年4月に開業したばかりです。

ホテルは京阪三条駅からすぐ~京阪プレミアムカーに乗車~

 ホテルは京阪三条駅から徒歩3分という好立地ですので、京阪に乗って向かいました。せっかくなので、移動も少し贅沢なプレミアムカーに乗車しました。

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乗車券に追加で500円(区間により400円)のプレミアムカー券を購入すれば乗車できます。座席指定なので、座れない心配もありません。

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座席は1-2の配置になっており、広々とした座席です。

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車内は全席コンセントを配備し、フリーWi-Fiを提供しています。さらに、アテンダントが乗務しており、グッズ販売やブランケット・携帯充電器の貸し出しを行っております。

印象的な演出のロビー

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 電車に揺られ数十分、チェックインが始まる15時頃にホテルに到着しました。建物はコンパクトです。

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 ホテルに入りました。写真では途切れていますが、まず入ると大きな松のオブジェが目に入ります。奥には自転車が数台並べられており、貸りられるのだろうと思います。

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 階段を下るとロビーがあり、個性的な京都風の演出でゲストをお迎えしてくれます。地下1階に植えられた竹が、吹き抜けを通して1階のロビーまで突き抜け、上からは太陽の光が差し込んで、竹が綺麗に映えています。

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右に進むとフロントがあります。 インテリアはどれも高級感があり隅々まで洗練されているのが分かります。フロントデスクの真ん中に置かれているアロマオイルは、適量を部屋までもっていくことができます。これも楽しみの1つになりますね。

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 チェックインは、フロント横にあるソファーに座って行いました。最初にデトックスウォーターを頂きました。その後、検温、問診票の記入を済ませます。スタッフからはいろいろと気遣いが伝わってくる、ホスピタリティ溢れる接客を受けました。

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 チェックインを終わらせホテルの部屋に向かいます。

和モダンな部屋

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 部屋に入りました。窓際にある畳とレトロモダンなインテリアがマッチして、いい雰囲気を出しています。

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部屋からはシャワールームの中が見えますが、ブラインドをおろせば大丈夫です。

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コーヒーはイリーです。

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棚の扉を開けると、わざわざ素材の一部に畳が使われており、湯飲みやお茶が並べられておりました。細部までこだわっております。また、お茶は辻利玉露というのがうれしいところです。ドリンクは冷蔵庫に入っているソフトドリンクやアルコール以外はフリーです。

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次にシャワールームです。洗面台には陶器が使われております

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アメニティはサンクモンドというパリのブランドのものが使われております。

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他にもスキンケアセットがあります。

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ちなみにルームキーは木でできており京都感を感じられます。

バー「1867」

 部屋で久しぶりにエスプレッソを飲み一息ついたあとは、ウェルカムドリンク券を利用しにホテルのバーへ行くことにしました。

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エレベーターは金箔風です。

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到着です。1867という店名です。1867年は大政奉還が行われた年ですね。

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 店内はクラッシックなデザインです。文明開化的な感じでしょうか。バーと言いながらも、日中はアフタヌーンティーセットなどもあり、カフェの機能も備わっております。

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再度検温を行い、ジントニックを注文しました。近くにあったショーケースにケーキがいろいろ並べられており、おいしそうだったのでピスタチオクリームのケーキを注文しました。クリームが濃厚でとてもおいしかったです。ケーキはどれも1個700円ぐらいでした。

 ケーキを食べた後、部屋でゆっくりしていると日が落ちてきたので、外に夕食を食べに行くついでに散歩をすることにしました。ここからは京都の中心部の河原町祇園にも歩いていくことができます。

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散歩を終え、疲れたので鴨川の河川敷で涼みます。川床テラスが並び京都らしい雰囲気を醸しだしております。

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ホテルに帰ってきました。夜はまた違った雰囲気です。 部屋に戻りこの日は就寝しました。

レストラン「54TH STATION GRILL」

 翌日、朝食を食べに「54TH STATION GRILL」というホテルのレストランへ行きました。地下1階にあり、この階のスペースのほとんどがこのレストランです。

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店内では、こだわりのインテリアに囲まれ、中央にそびえたつ竹林を眺めながら食事をすることができます。

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個室っぽい部屋もあります。

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朝食は普段はビュッフェ形式ですが、今はセットでの提供でスタッフが運んできてくれます。たまご料理は、調理の仕方がオムレツ、スクランブルエッグ、ポーチドエッグなど数種類の中から選べました。和食にすることもできるようです。どれもおいしく、おなか一杯になりました。他に、レストランはランチ、ディナーもやっており、和牛やシーフードのグリルをアラカルトまたはコースでいただくことができます。

 チェックアウトは、通常12時までですが、14時までのレイトチェックアウトがついておりましたので、ゆったりとした滞在ができました。レイトチェックアウトがあば、朝食後、午前中は京都観光を行い、午後に少しホテルで休憩してチェックアウトをすることも可能ですね。

 以上、ホテルの洗練されたインテリアや演出に所々で非日常を感じることができ、何よりもスタッフの接客が総じて高くとても素晴らしいホテルでした。