休日旅行

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2020年9月にオープン!アコー系の新ホテル「メルキュール京都ステーション」に宿泊!

 

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 こんにちは!休日旅行です!

先日、阪急電鉄の観光特急「京とれいん雅楽」に乗って京都へ行った記事を書きましたが、その続きになります。

今回、京都を訪れた理由は、昨年9月(当時は1か月前)にオープンしたばかりのアコー系ホテル「メルキュール京都テーション」に宿泊するためです。ホテル予約サイトのセール中に予約したため、1泊2名スーペリアルームで4,413円で泊まることができました。

ホテル概要

 ホテルの名前の一部にも使われている「メルキュール」とは、アコーホテルズが展開する中級ブランドの一つです。その土地と文化をコンセプトにしているブランドであるため、ホテルのデザインなどにはその土地の特徴と文化がユニークに反映されております。

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 「メルキュール京都ステーション」は、昨年2020年9月にオープンしたばかりで、関西ではメルキュールブランドとしては初出店です。地上10階、地下1階建てで、全225室の客室とイタリアンレストラン、フリーラウンジからなる中規模のホテルです。

 アクセスはJR京都駅より徒歩約8分で、周りには京都タワーや、西本願寺、東寺など歴史的な建物があり、京都を散策するには悪くない立地かと思います。

 ホテルのコンセプトは、「平安京、貴族の遊び」です。なので、扇、手毬、百人一首といったものがホテルの随所に表現されています。

外観・ロビー

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 ホテル前に到着しました。JR京都駅からは、徒歩で歩ける距離にありますが、キャリーバッグを引いていると少ししんどいかもしれません。

外観はできたばかりなので奇麗で、京都らしく落ち着いております。

それでは中に入りましょう!

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中に入れば、外観とは一変。

目の前には胡蝶蘭が奇麗に並んでおりますが、それよりも、その奥にある煌びやかな壁の印象が強すぎて、そっちに気が行ってしまい、一体あれはなんだと不思議に思います。

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近くでみると、吹きガラスが壁一面に輝いています。これはすごいですね。

こちらは手毬をイメージしているとのことです。

吹きガラスに魅了されながら、すぐ横にあるフロントにチェックインをしにいこうと思いますが、まずはロビーから紹介します。

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ロビーはこんな感じで超オシャレです。カウンターの上にある皿には折り紙でできた蹴鞠がおかれており、奥の棚にはダルマなどの置物が並べられております。

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続いてフロントです。

チェックインカウンターの奥にあるドーム型の白いアートと、それがバラバラになって天井に並べられた白いアートは和紙でできております。また、椅子の柄やデザインにも和をとりいれられており、いずれも現代風にアレンジされております。

このようにホテルのコンセプトである「平安京、貴族の遊び」の要素をを各所で感じることができます。

客室

 チェックインを終わらせ部屋に向かいます。チェックイン時には、1階のレストランで使えるウェルカムドリンク券をいただきました。また、朝食がついていないプランだったので申し込みました。朝食代は、確か@2,000円でした。スタッフもとても親切で丁寧な対応でした。

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早速、エレベーターに乗り部屋へ向かいます。オープンしたてなのでとても奇麗です。

ホテルは2階から10階が客室、1階がフロントとレストラン、B1階がフリーラウンジです。

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シックな雰囲気の廊下を歩いて、部屋に到着しました。扇子がかわいらしいですね。

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客室はコンパクトながらも、平安時代のコンセプトが散りばめられた和モダンな空間となっております。

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外の景色は街中にあるのでこんな感じです。すぐ隣にビルがないので圧迫感はありません。

窓際には見慣れない形のソファがおかれております。
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部屋の中でも、こちらのテレビ周りは、まるで雲隠れをしている満月をみているようなデザインでとても趣があります。

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 ベッドの横のナイトテーブルは茶道具入れのような見た目で、引き出しの中に調光器やコンセントがあるようなデザインのものは初めて見ます。

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こちらミニバーとハンガーラックです。扉を開けるとデロンギのケトルがライトで堂々と照らされ、まるで博物館の展示品のようです。

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 引き出しの中は、フリーのコーヒーとお茶、食器が準備されております。

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浴衣も準備されております(大浴場はありません)。

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次は、水回りです。洗面所はコンパクトです。

アメニティは一般的なものが使用されおり、特別感を感じるものではありません。

ドライヤーはコイズミのモンスターというパワフルなものです。

これらは普段は扉の中にすっきりと収納されております。 

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シャワールームはこんな感じです。

 以上、部屋はこんな感じで、全体的にコンパクトですが、インテリア一つ一つにこだわっており、あまり日常で見かけないデザインなので、非日常感を味わえます。

イタリアンレストラン「Trattoria M Kyoto」

 さて、夕食の時間になりましたが、外には食べに行かず、せっかくなのでホテルのレストランで食べようと思います(ウェルカムドリンク券ももらったので)。

レストランは1階に1か所のみイタリアンレストランがあります。

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レストランの名前は「Trattoria M Kyoto」。トラットリアとはイタリア語で気軽なという意味だそうです。

料理は、ピザ窯で焼いたピザやパスタを始め、地元の食材をふんだんに使ったイタリアンを京風にアレンジした料理などが提供されています。ドリンクも京都のワインや地ビールなどが準備されております。

店内は上の写真のとおり超絶洒落ておりますが、値段は店名にならってか、ホテルの割にはそこまで高くはありませんでした。

ピザが安価なもので900円、パスタが安価なもので1,300円、ビールが600円です。

営業時間は通常、昼食:11:30~14:00 夕食:17:30~22:00です。

レストランとしての利用以外に、バーとしての利用も可能です。

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着席しました。店内はこれでもかと思わせるぐらいのこだわりのインテリアで装飾されており、その雰囲気の良さからか、カップルが多く、1人できているのは私のみです。

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周りはこんな感じです。壁の巻絵や椅子などに平安テイストが取り入れられています。

料理は、ウェルカムドリンク券を使って「生ビール」と「寺田農園PIZZA(1,100円)」を注文しました。

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来ましたー!

少し飲んでおりますがビールはハートランドで、お通しはアーモンドをパンプキンソース(多分)につけて食べるものです。

寺田農園PIZZAはトマトソースの上に、釜揚げしらすとバジルなどのハーブ類がたくさんのっております。

このピザは名前のとおり、寺田農園という奈良にあるハーブ畑で水耕栽培されたハーブを使用されています。

野菜がたっぷりのっているので、重く感じずとてもおいしかったです。家でもしらすとハーブをのせてみたいと思いました。

ラウンジ

 夕食を食べた後は、ラウンジにいってみました。

ロビーにある吹きガラスの壁の前にある階段を下りたB1階にあります。

ただラウンジといっても、フリードリンクがあったり、限られた客しか利用できないラウンジとは違い、ドリンクもなく宿泊客なら誰でも利用できる、フリースペースのような空間です。

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ラウンジは「雅楽」という日本の古典音楽をコンセプトにデザインされております。

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棚に小鼓やでんでん太鼓がおかれております。かっこいいですね。

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グループで談笑できる広いスペースもあります。

私は使いませんでしたが、部屋が分かれているグループなどはここで集まって話したりするのでしょうか。

朝食

 翌朝、朝食を食べにいきました。朝食会場は昨日夕食を食べたイタリアンレストランです。内容は洋風か和風か選べ、私は洋風を選びました。

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大きなソーセージやハッシュドポテトなどが熱い鉄板の上にのせられているボリュームのある朝食です。カリカリのベーコンがおいしそう。一通りこれだけのものはスタッフが机まで持ってきてくれます。

まだ食べたい人は、パン、スープ、ヨーグルト、ドリンクなどがセルフサービスでカウンターに置かれておりますので、自分で取りに行きます。

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パンは、クロワッサン、チョコクロワッサン、トーストの3種類があります。

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スープは和食用に味噌汁、洋食用にミネストローネがあります。

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ヨーグルトもあります。奥のドライフルーツは種類が多く選ぶのが楽しそうです。

f:id:sanmanosippo:20210130234253j:plain食後のコーヒーはこちらから。

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優雅な朝食でした。お腹いっぱいで幸せな気分になります。

朝食を食べた後はチェックアウトして、運動がてら散策して帰りました。

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 以上、2020年9月にオープンしたばかりの「メルキュール京都ステーション」でした!緊急事態宣言解除後、京都に旅行をする際、オシャレでカジュアルなホテルに泊まりたい方にはおすすめです!