全室から松本の街並みと北アルプスが一望できる絶景宿、「翔峰」宿泊記
こんにちは!いよいよ今年も終わりが近づいてまいりましたね。昨年の年末に、青春18きっぷで関西から東京経由新潟へ行き、腰が爆発しそうになったのを思い出します。
今回は、夏に宿泊した旅館の記事になります。
7月下旬からGoToキャンペーンが始まり、久しぶりに山の景色を見に行こうと、車で信州へ行ってまいりました。
関西から1泊2日の行程でしたが、1日目はあいにくの雨で、楽しみにしていたビーナスロードのドライブはあきらめ、2日目に天気が良くなると信じて翌日に持ち越し、初日はそのまま旅館へ直行しました。
旅館の概要
宿泊した旅館は、長野県松本市内から車で20分程度でアクセスが可能な、美ヶ原温泉の「翔峰」という旅館です。
当旅館は、旅行業界専門の新聞社による、プロが選ぶ日本のホテル100選や、5つ星の宿にも選ばれており、総合的に高い評価をされております。
客室からは全室から松本市街地越しに北アルプスを望めます。露天風呂付の部屋があるのはもちろん、様々なタイプの部屋があります。
館内は、足湯、大浴場、展望風呂に加え3種類の貸切風呂を備え、各所で雰囲気の違う温泉を楽しむことができます。展望風呂や貸切風呂では雄大なアルプスの山々をみながら温泉に入ることができます。
また、外にはアルプスを望める絶景のテラスが用意されており、非日常のひと時を味わえます。
今回私が宿泊した部屋は、「西の館 和室アルプスビュースタンダード」という、露天風呂がついている訳でもない一般的な客室です。
宿泊料金は、夕朝食付きで、GoToキャンペーンを適用させて1人あたり約21,000円込でした。
ロビーからの絶景
15時、チェックイン開始時間に合わせてホテルに到着しました。
心配している雨は小雨になりました。明日は止んでくれることを願います。
入口を入ると、ロビーですが、窓越しにこの景色。思わず「おおーっ」と声がでます。
写真では雲がかかっておりますが、晴れの日はこれぞアルプスという山々の絶景が見えます。
曇ってますがいい景色ですねー。ロビーの大きな窓はまるで絵画の縁のようです。
新型コロナウイルスの感染対策もしっかりされており、ロビーではチェックイン時の行列を避けるため、待機のための椅子を一定間隔で設置されております。
お部屋
開放的なロビーなので、ここでゆっくりしたいものですが、チェックインを行い部屋へ向かいます。
このようにアルプス側に部屋が並んでおります。
部屋に入りました。部屋は一般的な和室です。入口には広い洗面台があります。
机の上には翔峰の名前が入ったお菓子がおかれていました。あったらうれしいですね。
部屋の窓からの景色です。
写真では写りきっておらず、かつ雲がかかっておりますが、市街地越しには左右見渡すかぎり巨大なアルプス山脈がそびえたつ景色が見えます。
普段家から見える山とはまた全然違った雰囲気で迫力があり、怖さも感じます。
さて、部屋でひと段落したので、早速大浴場へ向かいます。
ついた!と思いきやここはまだ大浴場へ繋がる廊下の入り口です。
大浴場は離れにありますので、渡り廊下を通っていきます。
廊下はギャラリーにもなっており、長さを感じさせません。
つきましたー。大浴場はかなり広くて、露天にはジャグジー風呂もありとてもいいお湯でした。風呂上りの一杯も最高です。
帰りにロビーの外のガーデンテラスへ行ってみました。
雨は止みましたが、さっきまで小雨が降っていたので誰もいません。
テラスからは、市街地を見下ろすように佇む翔峰のどっしりとした建物と松本の景色が見えます。
家にこんなテラスがあったら最高ですね。毎朝ここでコーヒーを飲んでみたいものです。
貸切風呂 モダンー飛翔の湯ー
さて、先ほど大浴場で温泉に入ったばかりですが、また温泉に入ります。
次は貸切風呂です。モダン、和風、露天の3種類があります。
チェックイン時にフロントで予約をしたのですが、3種類の貸切風呂中、どのお風呂も夜のいい時間帯は結構埋まっておりましたので、モダンで17:00~予約をしました。
料金は3,000円別で45分間です。営業時間は5:00~24:00の間です。
時間になるとスタッフが部屋まで浴場の鍵を持ってきてくれました。
タオルやアメニティは備え付けられているので、手ぶらで行っても大丈夫です。
私はモダンの展望貸切風呂を予約いたしました。その名は飛翔の湯。
中はとても奇麗で清潔感があります。
脱衣所は広く、モダンな椅子が2つ並べられ、風呂桶は大理石でできており高級感があります。脱衣所、浴場のどちらからもアルプスを展望できるつくりとなっております。
マッサージチェアまであり最高のひと時を過ごせました。
特に、露天風呂付客室を予約されない方は入られることをお勧めします。
夕食で信州を味わう
15時にホテルに入りましたが、風呂のはしごをしたので、あっという間に夕食の時間が来ました。
夕食は「旬采ダイニング信州」というオシャレで雰囲気のいい食事会場があるのですが、今は、宴会場にも一定間隔でテーブルを設置して離れの会場を用意し、密をさけた対策を行っておりました。
私は宴会場での食事でした。おそらくグレードの高い部屋は「旬采ダイニング信州」に案内されるシステムかと思われます。
メニューはこんな感じで、信州の食材を使用した懐石料理です。
信州高原野菜と穴子の蒸しや信州和牛のしゃぶしゃぶ、鉄板焼きなど、とても豪華です。楽しみです。
ドリンクメニューはこんな感じです。
まず、一通り食べてお腹の準備が整ったところで、信州和牛のしゃぶしゃぶが参ります。
そして中盤!信州和牛と他の産地の和牛の食べ比べです。信州と鹿児島と山形です。
和牛の食べ比べなど初めてしましたが、意識して食べると確かに脂ののりかたや味の違いを感じました。
最後は桃のデザートで締めました。どれもとてもおいしくて、もう一度同じメニューで食べてみたいです。
スタッフも丁寧に料理の説明をしていただき、とても親切でした。
夕食を食べ終わり20時過ぎ、ガーデンテラスにきてみました。ここは夜でも利用することができます。
外は真っ暗になっており、夜は松本の夜景を楽しむことができました。
早朝展望風呂
翌日、朝食の前に展望風呂「美しの湯」に入ります。こちらは2年前にできたばかりの温泉です。
男女入れ替え制となっており、私が泊まった日は、夜が女性、朝が男性となっておりました。
入り口を入るとまず休憩所がありますが、和モダンで高級感があり、入る前からこれはいい風呂だと予想ができます。
風呂の中で撮った写真ではありませんが、浴槽につかりながらこんなイメージで景色をみることができます。
露天風呂は窓がないので、窓の曇りや汚れを気にすることなく、直接アルプスをみながら風呂に入れます。なのでついつい長風呂してしまいます。
この日は、昨日よりも若干雲が高くなっており、一部山の頂上まで望むことができました。
美しの湯はこの旅館ならではの絶好のロケーションの温泉ですので、一度は入っておくことをおすすめします。
朝食
朝風呂を終えたことろで、朝食を食べにいきます。
会場は夕食と同じく、宴会場です。
まず1つ目のプレートが運ばれてきました。長野の山の幸を使った朝食です。
次に2つ目のプレートが運ばれてきました。
焼き鮭や蒸しハモなど温かいものが中心のプレートです。
朝からお腹いっぱいおいしいものを食べ、幸せな気分になります。
朝食を食べ終わった後は、散歩をしながら部屋に戻りました。
こちらは足湯です。私が宿泊している間は雨で利用中止になっており、一度も使えなかったのが残念でした。
それでは、チェックアウトを終わらせ出発します。
入口では女将が温かく声をかけてくれ、見送ってくださいました。
以上、信州松本の宿「翔峰」の宿泊記でした。さすが5つ星の宿、食事もおいしくサービスや接客も素晴らしいです。
いつか信州に行かれる際は、参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました!