休日旅行

お出かけ先で泊まったホテルや行った観光地、乗った交通機関を中心に紹介していきます!

大阪の最高級ホテル!インターコンチネンタルホテル大阪で過ごす休日

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 こんにちは!Trip.comが夏から先行販売ホテルセールをしておりますが、それを利用して8月にインターコンチネンタルホテル大阪に破格で宿泊することができました。宿泊代は、なんと「2名1泊(素泊り)デラックスキングルーム+12時までのレイトチェックアウト」付きで「13,764円込」でした。一人当たり6,882円です。通常1泊5万円ぐらいからのホテルだと思いますので、Go Toキャンペーンを利用しても、この価格で宿泊することはなかなか難しいのではないかと思います。

ホテル概要

 インターコンチネンタルホテルは、イギリスに本部を置くグローバルホテルチェーンIHGグループに属しています。日本にもいくつかありますが、横浜にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが船の帆のような形をしている建物で印象的です。IHGグループの上位ブランドにはインターコンチネンタルホテル以外にもリージェントホテルやキンプトンホテルなどがあり、どれも高級ホテルですが、日本ではあまり聞きなれずなじみの薄いホテルだと思います。しかし、キンプトンホテルが今秋10月2日に日本発「キンプトン新宿東京」をオープンし、少し身近になりました。また、IHGグループにはIHGリワーズクラブという会員プログラムがありますが、私はゴールドでもプラチナでもなく、ただの平会員です。


 インターコンチネンタルホテル大阪は大阪駅に直結しているグランフロント大阪のタワーCの上層階に位置しております。大阪駅からは徒歩5、6分で到着し、雨でも濡れることなくホテルに向かうことが可能です。

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  写真はグランフロント大阪ですが、左からタワーA、タワーBと続き、右側タワーCの半分から上がインターコンチネンタルホテル大阪の客室です。

 ホテルは2013年に開業し、20階から上にフロントや客室、レストラン・バーがあり、1階から4階にはチャペルや会議室、スパなどがあります。部屋は、通常の客室以外にも、長期滞在者向けのキッチン付きの部屋であるレジデンスも用意されています。レストランは朝食会場をも兼ねている「NOKA Roast&Grill」と、フレンチレストラン「Pierre」があり、「Pierre」はミシュランで5年連続星を獲得している有名店です。

 それではホテルへ向かいます。

フロント・ロビー

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 グランフロント大阪北館です。北館の1階にホテルの入り口があります。

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ホテル入口に到着しました。

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金色のドアを開け、中に入ると大きなエレベーターホールがあります。フロントは20階にありますので、エレベーターで昇ります。

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エレベーターのドアが開くと、まず空の青さと、外に広がる開放的な街並みが目に入ってきます。そして、シンプルながらもスタイリッシュなフロントがお出迎え。今回はデラックスダブルルームで予約しておりましたが、空室状況によるアップグレード特典が付いていたので、チェックイン時に、高層階のデラックスダブルビュールームにしていただけました。

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フロント横のロビーはこんな感じです。梅田スカイビルウェスティンが見えます。

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壁際には アートなオブジェが並んでいます。こんなオブジェはどこに売っているのでしょうか。奥に客室へ向かうエレベーターがあるので、部屋へ向かいます。

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客室階のエレベーターホールです。いい雰囲気ですね。

客室

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 部屋に到着しました。26階の部屋です。それでは早速中に入ります。

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重厚なドアをあけ中に入ると、広々とした客室が。ソファが2つもあってうれしいです。

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窓際から見たらこんな感じです。いつかこんな部屋に住んでみたいところです。

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窓はとても大きく、部屋からはビル群を望むことができます。都心に住んでいる感じを味わえます。

では、ルームツアーに出発!

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 まず、部屋の入口を入ってすぐ横にはクローゼットがあります。アイロンや毛布なども部屋に用意されています。

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棚を開けると浴衣があります。インターコンチネンタルホテル大阪はスパ&フィットネスのフロアがあり、その中に浴場があるので、風呂上りに着たらいいかもしれません。

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 次に、ワークデスクの横には大きな大理石があり、その上には急須のセットが置かれています。インバウンド旅行客は日本の気分が味わえるので、粋なおもてなしですね。

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 ミニバーです。ポットは高級感のあるデロンギです。外資系ホテルはデロンギのポットを使用していることろが多い気がします。コーヒーはネスプレッソを設置されています。

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有料ですが冷蔵庫にはビールやフルーツジュースなどたくさんの種類のドリンクやお菓子が用意されています。

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 さらに下の棚を開けると、シャンパン、ワイン、ウィスキーから梅酒、日本酒まで、数種類のアルコールが用意されています。価格の相場は、シャンパン・ワインが7000円~9000円、フルーツジュースが1,200円、コーラが750円、ナッツが600円ぐらいです。私には手がでません。ちなみに、私はコーヒーや紅茶はよく飲みますが、アルコールは機会がなければ飲まない人です。

f:id:sanmanosippo:20201024142232j:plain お水やコーヒー、紅茶はフリーですが、中でもうれしいのは、シンガポール発の高級紅茶で有名なTWGティが飲めるということです。

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洗面台はコンパクトにまとまっています。

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 浴室はとても洒落ています。部屋との仕切りのカーテンのような役目の引き戸を開けると浴室から部屋のテレビを見ながら入浴することができます。さらに、テレビと繋がっているスピーカーが浴室にあるので、音も聞こえます。

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 アメニティはAGRARIAというブランドです。サンフランシスコ発のフレグランスブランドのようです。

 ひととおり部屋を見ましたが、まだ16時前なので、 ひとまず部屋でまったりしようと思います。

スパ&フィットネス

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 部屋でまったりした後は、4階にあるスパとフィットネスのフロアに行きました。ここには、スパ、ジム、屋内プール、和風の浴場が設備されています。なかなか運動する機会がないのでプールに入って運動し、お風呂へ入って汗を流そうと思います。

 奥に見えるのが「MEGURI SPA&WELLNESS」という高級スパです。全身トリートメントを60分で約20,000円です。いつかこんなところに行ってみたいなと思いながらスルーします。

 プールは、受付でプールを利用したい旨と部屋番号をスタッフに伝えれば、水着を貸してくれます。水着を受け取ったら更衣室で着替えて水泳開始です。バスタオルやキャップは備え付けられているので手ぶらでOKです。

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引用:インターコンチネンタルホテル大阪HP

https://www.icosaka.com/spa/pool/

 リゾート感のある綺麗なプールです。プール内はフィットネス会員専用レーンや水泳専用レーンなどに分かれており、私は水泳専用レーンで40分ぐらいずっと泳いでおりました。また、プールサイドには直接水着のまま入れる風呂?や、ビーチチェアがあり、運動で疲れたあとは体を休めることができます。ビーチチェアでスマホを触りながらゆっくりしている人もおられましたし、泳いでいる人もいましたし、楽しみ方は人それぞれですね。

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さて、運動した後は汗を流しに浴場へと向かいます。

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引用:インターコンチネンタルホテル大阪HP

https://www.icosaka.com/spa/bath/

温泉は和風で、今時の高級旅館のような雰囲気を醸しだしております。ドライサウナやスチームサウナもあります。朝7時から夜22時まで入浴することができるので、朝風呂も入れます。大阪の都心でこのお風呂に入れると思ったら最高です。

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お風呂上りには、こんな感じでくつろぐことができ、人も少なく快適でした。

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 部屋に戻ると日が落ちており、日中とは違ったロマンチックな雰囲気です。この日はグランフロント大阪のハンバーグ店で夕食を食べて寝ました。

ラウンジ3-60(スリーシクスティ)

 翌日の朝、コーヒーを飲みに「ラウンジ3-60」に行きました。ラウンジと名前がついておりますが、一般客でも利用ができるカフェのような店舗です。日中はアフタヌーンティもやっております。

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高い天井まで伸びる大きな窓からは、大阪市内を望めるラウンジです。

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一番奥の席に案内していただきました。窓からは梅田の再開発エリア「うめきた2期エリア」が見渡せます。もともとはJR貨物のターミナルで今は更地になっておりますが、今後、大規模な公園、商業施設、オフィスビル、さらには大阪駅の地下ホームが新設され、2028年を目途に全体が完成する予定です。完成すればここからの景色も一層いいものになりそうです。

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コーヒーを注文しました。お菓子もついてきました。価格は1,200円となかなかいい値段です。私はコーヒーを注文しましたが、ここでは、このホテルのためだけにブレンドされたTWGのオリジナルブレンドティを飲むことができるので、おすすめです。コーヒーを飲んだ後は、部屋に戻り、12時前にチェックアウトしました。

 今回はTrip.comさんやGoToのおかげで、なかなか泊まることのできないホテルに泊まることができ、いい経験をさせて頂きました。最近は若干の旅行業界の回復傾向が見られますが、早くこの事態が収束し、業界に活気が戻ることを願います。

 

 

 

 

 

広島の高層ホテル「オリエンタルホテル広島」宿泊と人気のカヌレ専門店「立町カヌレ」

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 9月のシルバーウィークに広島へ行く用事があったので、その時に「オリエンタルホテル広島」に1泊しました。

ホテル概要

 ホテルは、楽天トラベルにて予約し、1泊1室2名(朝食付)スタイリッシュスタンダード(セミダブル)が12,000円(2名)のところ、楽天トラベルのクーポンとGoTo割引で4,850円引きになり、7,150円(2名)で宿泊することができました。

 ホテルは、広島の歓楽街「流川」の近くにあります。市内中心部のパルコや三越までは歩いて10分程度ですが、JR広島駅からのアクセスはそこまでよくなく、歩けば20分少々(私は歩きました)、広島駅から路面電車を利用すれば最寄りの胡町駅で降りて徒歩10分程度です。

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 外観はこんな感じで、周りのビルと比べても背が高く、ひと際目立っています。昔は広島ワシントンホテルプラザでしたが、2006年に「オリエンタルホテル広島」としてリブランドオープンしました。なので建物自体は新しくはありませんが、中は改装されております。

 ホテル内には客室の他に、チャペルや宴会場、レストラン(フレンチレストラン「OZAWA」、レストラン&バー「NEW YORK CAFE」、日本料理「みつき」)などがあります。「OZAWA」は有名店みたいですね。夜には結構人が入っていました。

ロビー

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ホテル入口です。低層階は外装も新しくされているみたいで、とても綺麗です。

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入口を入って右に曲がるとロビーがあります。大きな金色のパネルが印象的です。

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ロビーの奥はこんな感じです。本がいい雰囲気を出しています。

f:id:sanmanosippo:20201003174349j:plainとてもスタイリッシュで高級感が漂っています。

客室

 部屋はスタイリッシュスタンダードで予約をしておりましたが、チェックイン時にスタンダードプラスというベッドが若干大きい部屋にアップグレードしてくれました。ありがとうございました。それでは部屋へ向かいます。

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エレベーターを降りたら、ホテルの入り口にもあった大きな卵型のフロアライトが再度お出迎えしてくれました。

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部屋に入ります。

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 部屋はモダンで落ち着いた雰囲気ですが、そこまで広くはなくビジネスホテルっぽい感じです。昔の名残りでしょう。

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浴室とトイレの壁の一部はガラス張りになっています。ブラインドを降ろして外から見えないようにできます。

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テーブルの上にはミネラルウォーターが置いてあります。よく見ると、宮島の鳥居と鹿がデザインされているオリエンタルホテル広島オリジナルパッケージです。

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机の棚の中はこんな感じで、ケトルやコップ、お茶があります。

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浴室はトイレと一緒です。ここは壁や設備に古さが目立っておりました。

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 アメニティは「ORIENTALIST」という独自で展開しているオリジナルブランドを使用しています。これらオリジナルアメニティーはホテルやネットで購入することができるようでした。ノンシリコンで色々な植物エキスを配合しているみたいなので、髪にいいはずです!

 部屋でひと段落したあとは、広島で行ってみたいお菓子屋さんがあったので、そこへ行ってみることにしました。

広島初カヌレ専門店「立町カヌレ

 その店の名は「立町カヌレ」。広島生まれの、広島で初めてできたカヌレ専門店です。カヌレとは、フランスのボルドー地方の伝統的な焼菓子だとのこと。カヌレ自体は食べたことがありましたが、立町カヌレはおいしいと聞いたことがあったので行ってみました。

 場所は本通りから少しそれたところにあり、路面電車の駅からも近くアクセスは抜群です。オリエンタルホテル広島からは徒歩10分ぐらいです。ちなみに、JR広島駅の中にも出店しています。

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お店の外観は白く清潔感があります。

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引用:Castagna HP https://www.castagna.co.jp/cannele/

 お店では、様々な味のカヌレを販売しています。店員に聞くと一番人気は、画像のなかで一番大きくてオーソドックスな「カヌレ(250円別)」だとのことです。ということで、私はそのオーソドックスなカヌレに加え、抹茶、ショコラ、キャラメル、アーモンドの4種類を購入し、ホテルで食べることにしました。他の味のカヌレはだいたい1個200円ぐらいです。

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 帰りにコンビニでインスタントコーヒーも購入し、準備万端にしていただきました。1口目を食べた瞬間、想像を超える美味しさで「これはうまい!」と思いました。外はカリ!中はモチッ!としております。広島へ行かれた際は、是非お土産に買って帰ってみてください。おすすめです。

朝食

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  翌日、ホテルの朝食を食べにいきました。ここは朝食が好評のホテルみたいなので、楽しみです。朝食会場は1階フロント横にある、「NEW YORK CAFE」です。時間は6時~10時まで。内容はビュッフェなので、料理を取りに行く際は、マスクの着用、手袋の着用が徹底されておりました。

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 店内の雰囲気はロビーと似ており、スタイリッシュです。同じデザイナーさんのデザインであると思われます。

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お洒落で料理も一層おいしそうに見えます。

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 料理は和食・洋食がありますが、和食は、がんす天(魚のすり身の天ぷら)や音戸ちりめんなど広島ならではのものが多かったので、どうしても和食に手が伸びました。広島風お好み焼きや瀬戸内レモン鍋といった料理もありました。

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結局、和食と洋食が合わさったよくわからないメニューになりました。この中で、お米は広島産、ジャガイモも広島産、みそ汁の味噌も広島産と、いろいろな食材に地元の食材が使われております。味は評判通りとてもおいしかったです。

また、食後のコーヒーはテイクアウトすることができました。部屋では落ち着いて飲めるので、ありがたいサービスです。

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部屋に戻り、コーヒーを飲んだあとチェックアウトしました。日中の部屋からの景色はこんな感じで、奥には若干、瀬戸内海が見えました。

 以上、広島の宿泊ブログでした!。最後まで読んでいただきありがとうございます。

境内には1万体の招き猫!必勝祈願の参拝者で賑わう「お松大権現」

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 徳島県徳島市の中心部から車で南へ約45分程運転した、阿南市加茂町には1万体の招き猫があり受験などの必勝祈願で有名な「お松大権現」という神社があります。地元では猫神さんと呼ばれています。

 公共交通機関を利用する場合は、JR阿南駅から徳島バス阿南乗車、加茂谷行きで約30分です。 駐車場も十数台はあるので車でも行けます。

 それでは、見てまわりましょう!

f:id:sanmanosippo:20200715215504j:plain 神社の入り口では、一際白く目立つジャンボ猫がお出迎えしてくれます。

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近くで見るとお髭がかわいらしいですね。

ジャンボ猫にお辞儀し、左横にある鳥居をくぐろうとすると、

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足元には、猫の足跡の模様があります。猫感が高まってまいりました。

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鳥居をくぐり、階段をのぼって左側にある拝殿の前には、お松大権現の由緒を紹介する案内板があります。ここ「お松大権現」は、日本三大怪猫伝の一つ、阿波の化け猫騒動の言い伝えがあります(実話のようです)。

阿波の化け猫騒動

 江戸中期の頃、阿波国の加茂村(現阿南市加茂町)に、惣兵衛とお松という夫婦がいました。惣兵衛は庄屋であり、村の代表をしておりました。当時、村では不作が続き、惣兵衛は村の困り果てた状況を救うため、私有の土地を担保に、富豪である野上三左衛門にお金を借りました。その後、惣兵衛は借金を返済しますが、野上三左衛門から証文を受け取っていないまま病死してしまいました。

 妻のお松は、証文を請求するが聞き入れてもらえず、結局お金は返していないことにされ、担保の土地も横領されました。

 そこで、お松は奉行所に訴えました。しかし、野上三左衛門から賄賂を受け取っていた奉行は、野上三左衛門の言い分を認める非道な裁きを下しました。この裁きを受けたお松は、決死の覚悟を決めて殿様に「直訴」をしました。当時直訴は死刑となる重罪です。しかし願いはかなわず死刑となりました。

 お松は死刑の際、飼い猫に遺恨を伝えました。その後、野上左衛門と奉行の家に怪猫が現れるなどの異変が相次いで起こり、ついには両家とも断絶してしまい、お松は遺恨を晴らすことができました。

 こうして、お松の正義を貫き通した姿勢と悲しい生涯をしのび、おまつりされたのが、お松大権現の始まりです。また、苦難の復讐を遂げたことから、勝負事の神様としれまつられています。

 以上「お松大権現」の由緒でした。怪猫が人間を困らせるような話ではないようです。さて、元に戻ります。

 

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拝殿の前に来ました。招き猫がたくさん出現してきました。ここで必勝祈願をしましょう。

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横にある社務所では合格祈願・必勝お守りや絵馬、さらに招き猫も購入することができます。また、徳島を代表する特産品「すだち」もお安く売っております。

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拝殿の裏には本殿がありますが、ここにも招き猫や猫の像がたくさんあります。

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こちらは、さすり猫です。自分が治したい患部を、この猫に置き換えてさすることで、病気が治るといわれています。

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勝負の神様なので、祈願されたたくさんの絵馬には受験合格や商売繁盛の願いごとがかかれております。特に受験の合格祈願が多いです。

境内の奥へと歩きいていきます。

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これはすごい数です。

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境内には滝があります。龍?の像の上にも、ちょこんと小さな猫が乗っております。
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途中、ねこの大仏とかかれた看板がありました。看板の通り、奥へと行ってみます。

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猫の大仏です。迫力がありますね。大仏の足元にも小さな猫がいます。

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猫不動へも歩いてみます。

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 こちら猫不動です。招き猫だけでなく、境内にあるものが本当に猫一色です。

入口まで戻ってまいりました。

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資料館があります。すごい数の招き猫に見られています。

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ここでは怪猫伝について紹介しています。壁にかけれられた額縁に詳しく阿波の化け猫騒動について書かれております。

 

  以上、地元民しか知られていない?徳島県の隠れスポットの紹介でした。おそらく招き猫の数は日本一の神社ではないでしょうか。また、日本三大怪猫伝の舞台の一つでもあり由緒のある猫の神社です。徳島県の南部に行くことがある際は、是非お参りに行ってみてください!

 




 

お得な期間限定「近鉄1dayおでかけきっぷ」を利用して沿線観光 ~レンタサイクルで飛鳥の古墳巡り編~

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 先日、近鉄が11月29日まで発売しているお得なフリーパス「近鉄1dayおでかけきっぷ」を利用しながら、観光特急「青の交響曲~シンフォニー~」に乗車して大阪から奈良の吉野で行きました。という記事を書きましたが、その続きになります。

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 午前11時26分、写真右側に停車している「青の交響曲~シンフォニー~」で奈良の吉野に到着しました。この後、吉野観光をしても良かったのですが、昨年の桜の時期に行ったことがあり、今回は行かなかったのですが、ちらっと昨年の写真を使いながら紹介します。

吉野はこんなところ

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 吉野駅のすぐ近くには、ロープウェイの乗り場があります。ロープウェイで山の上まで登ると、吉野名物、柿の葉寿司や葛餅のおお店が並んでいる活気のある目抜き通りがあります。

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その中にある、吉野山のシンボル「金峯山寺」は必見です。

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また、桜の時期は数えきれないほどの桜が咲いています。3万本の桜が密集しているとのことです。きれいですねー。

それでは、本編へ戻ります。

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 吉野駅に到着した後は、写真左側に停車している11時37分発の急行大阪阿部野橋行きに乗って、ここまできた路線を途中の飛鳥駅まで戻ります。

レンタサイクルで飛鳥の古墳巡り

吉野発11:37⇒急行⇒飛鳥着12:25

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 列車に乗ること約45分、飛鳥駅に戻ってきました。ここは飛鳥時代の日本の都です。駅名の漢字は飛鳥ですが、村名は明日香です。もともと飛鳥村という村があり、他の2村(高市村と阪合村)と合併して明日香村が誕生したそうです。

明日香村には古墳がいくつか点在しており、駅前にはレンタサイクル屋が何軒かあります。歩いて観光している人もちらほら見かけましたが、歩いてまわると結構距離があると思うので、私はレンタサイクルを利用します。

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    「明日香レンタサイクル」さんで自転車を借りました。レンタル料は、

ママチャリ 平日は900円、休日1,000円

電動自転車 一律1,500円 です。

地域各所に営業所があり、そこで乗り捨てができますが、200円の乗り捨て料がかかります。また、ホームページにレンタル料200円引きのクーポンがありますので利用しましょう。利用方法は、当日受付時に画面を係員に見せるだけです。

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 レンタサイクル屋さんでは、上のような観光マップを頂きました。そこで、私が走ったコースを線でなぞってみました。

飛鳥駅前のレンタサイクル屋を出発して、途中、古墳や資料館、お寺をめぐり、橿原神宮駅前のレンタサイクル屋で乗り捨てをするルートで、観光時間を入れて約3時間半程度かかりました。自転車をこいでいた時間は約1時間半ぐらいかと思います。約10キロの道のりです。飛鳥駅から石舞台古墳まではなだらかな登り坂が続きますので、ママチャリでは正直しんどかったです。電動自転車なら楽々かもしれません。

それではママチャリで出発!

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高松塚古墳

 駅前から10分チャリをこいで、まず最初は「高松塚古墳」に到着しました。694年~710年の間につくられた古墳で、中の石室に描かれた壁画が有名です。石室内部は公開されていませんが、近くにある高松塚壁画館で実物と同様の石室部が見えます。大きさは前方後円墳のように大きくはなく、小規模な古墳です。時代で大きさや形は変わるみたいです。

さくっと見学し、次へ行きます!

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キトラ古墳壁画体験館 四神の館

    「キトラ古墳」に到着しました。途中はゆるやかな坂道が続いていたのですが、運動不足の私にとっては息が切れ大変でした。「キトラ古墳」のすぐそばには「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」が併設されています。

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まずは壁画体験館に入りました。入場は無料です。キトラ古墳の説明や出土品が展示されています。

キトラ古墳も石室内の壁に壁画が描かれており、天井には天文図が(現存する世界最古の科学的な天文図)、東西南北の壁には、それぞれの方角を守る四神(青龍、朱雀、白虎、玄武)が描かれております。高松塚古墳では朱雀が失われていたため、四神が全てそろう古墳の壁画はキトラ古墳のみだのことです。

写真の左側にあるのが石室の模型で、発見当時の壁画の状態が再現されています。

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こちらがキトラ古墳です。知らないと古墳だと気付かないかもしれません。

    次は、ここまで上ってきた坂を下って、一旦高松塚古墳の近くまで戻り、石舞台古墳を目指して、また緩やかな坂を上っていきたいと思います。

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亀石


 途中、亀石という石がありました。大きな石の左下を見ると、確かに亀のような顔があり、その上に甲羅が乗っているように見えます。

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その後、続けてチャリをこいでいると、すごいものをみつけました。「聖徳皇太子御誕生所」と書かれています。おおーー。

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    キトラ古墳を出発してから約25分、石舞台古墳に着く直前に何軒か食事することろがあったので、そこで休憩しました。上の写真は、「農村レストラン 夢市茶屋」です。地元の野菜や米などを使った食事を提供しており、周りには広い駐車場もあるので、古墳観光中のランチにいいお店だと思います。1階にはお土産屋や地元産品が並んでおり、道の駅のようなイメージです。2階にはレストランがあります。

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メニューはこんな感じです。人気は古代米御前。古代米っていう米があるんですね。昔から続くの稲の品種からとれた米のようですが、、、

ここの食事施設を紹介しておきながら、私はここで食べておりません。すみません。

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対面にあるお店で豚まんを頂きました。豚まん以外にも、焼きそばなど屋台系の軽食や、かき氷、アイスなどがありました。

外はめちゃめちゃ暑いので、自動販売機でお茶も購入し、一気に飲みました。ここまでで1リットルのドリンクを消費中です。熱中症に注意します。

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石舞台古墳」は目と鼻の先にありました。入場料、大人300円を支払って中に入ります。

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石舞台古墳

 ありましたー。巨石を30個積み上げられてつくられた、日本最大級の石室古墳です。現在は古墳の盛土が失われ、石室がむき出しになっております。こんなに大きな石をどうやって扱ったのでしょうか。

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中は、こんな感じです。誰のお墓かは明らかになっておりません。

 次は、「奈良県立万葉文化館」へ向かいます。ここからは下り坂なので、楽になります。

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 途中、「カフェことだま」という人気店の前を通りました。ランチは数量限定で、店は酒蔵をリノベーションしてカフェにしており、趣があります。お洒落にランチしたい方はこのお店がいいかと思います。f:id:sanmanosippo:20200917212626j:plain

奈良県立万葉文化館

 奈良県立万葉文化館につきました。結構楽しみにしていたのですが、一般展示室には今は入れませんでした。残念です。ちゃんと調べていけよ、ということですね。気持ちを改め、次は「飛鳥寺」へ向かいます。

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飛鳥寺

  飛鳥寺はすぐ近くで、3分程度でつきました。ここは596年、推古天皇の時代に蘇我馬子が建てた日本で最初の本格的仏教寺院です。また、現存の中では日本最古の仏像、「飛鳥大仏」があります。すごいお寺ですね。聖徳太子も拝んでいたのでしょうか。

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右の本堂の中に飛鳥大仏が安置されています。拝観料は300円です。

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こちらは左から不動明王、観世音菩薩、弘法大師像です。良縁成就、商売繁盛、学業成就など、水をかけてお祈りすると願いが叶うと言われています。

 次は最後、「橿原神宮」へ向かいます。飛鳥寺から20分程度かかります。

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到着!

 橿原神宮は、奈良県橿原市にあり、最寄りの近鉄橿原神宮前駅から徒歩で行くことができます。一本道なので迷わないと思います。

ここには、初代天皇である『神武天皇』と皇后『姫蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)をお祀りされています。

また、ここ橿原市は初代天皇神武天皇』が橿原に皇居をつくられたと言われていることに由来し、日本書紀において日本建国の地と記されております。

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第一印象は、敷地がめちゃめちゃ広い印象です。長くて広い表参道を歩いて拝殿まで進みます。

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外拝殿が見えてきました。広いですねー。

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外拝殿の前まできました。

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 ここでお参りをします。奥には、内拝殿が見えますが、入れるのはここまでです。お正月はたくさんの人が参られるのでしょう。

 お参りを済ませた後は、橿原神宮駅前にある「明日香レンタサイクル」さんにママチャリを乗捨てに行きます。

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 大きな緑の看板が目立ちます。乗捨料200円を支払い返却しました。時刻は15時45分です。結構疲れましたが、歴史的な見どころがたっぷりでとても楽しかったです。
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近鉄橿原神宮前駅です。

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  このまま自宅に帰っても良かったのですが、せっかく「近鉄1dayおでかけきっぷ」を持っているので、奈良市内で夕食を食べて帰ろうと思います。といっても、どこで食べるかは全くあてがありませんので、駅前の商店街でよさそうなところがあったら入ることにします。

奈良市内で夕食

橿原神宮前発16:06⇒急行⇒(大和西大寺乗換)⇒急行⇒近鉄奈良着16:50

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  近鉄奈良駅到着です。この駅は、東大寺がある奈良公園まで歩いて行けるので便利です。JR奈良駅からは、歩くとままあ距離があります。

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駅前の商店街を歩いていると、びっくりうどん三好野と書かれたのれんに興味をひかれ、メニューを見ると内容と価格にびっくりしたので、「三好野」さんに行くことにしました。

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こちら、「びっくり定食」です。かけうどん2玉、ビッグいなりずし、豆腐がついてなんと、「500円税抜」です。かけうどん単品では270円です。コスパ最強でした。

 お腹も満腹になったので、この後は大阪難波駅まで戻り、自宅に帰りました。

 この際、「1dayおでかけきっぷ」を利用して、是非、近鉄沿線を再発見する旅に出てみてはいかがでしょうか。最後まで読んでいたただきありがとうございました。

いくらお得に移動できたか

最後に、今回の私の行程で運賃がどれだけお得になったかまとめてみました。

大阪阿部野橋→吉野 990円

②吉野→飛鳥 480円

橿原神宮前近鉄奈良 500円

近鉄奈良大阪難波 570円

計2540円のところ、「1dayおでかけきっぷ」により1,000円で済み、1,540円お得に移動することができました。

 

 

 

 

お得な期間限定「近鉄1dayおでかけきっぷ」を利用して沿線観光 ~観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」乗車編~

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 近鉄が7月の終わり頃から「1dayおでかけきっぷ」というお得なフリーきっぷを期間限定で発売しており、私は今まで近鉄にほとんど乗ったことがなかったので、この際、そのきっぷを使って沿線観光をしてみたいなと思っておりました。そして、先日ついにその目的が達成され、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」にもあわせて乗車しました。

 「近鉄1dayおでかけきっぷ」とは

 「近鉄1dayおでかけきっぷ」とは、近鉄の指定路線内を1日間自由に乗り降りできるフリー切符で、期間限定で発売しております。きっぷは、「大阪・奈良・京都版(大人1,000円)」と「愛知・三重版(大人1,500円)」の2種類が用意されています。価格が安く、近距離の日帰り旅行に便利なきっぷです。詳細は以下の通りです。

①大阪・奈良・京都版

 発売期間:7月27日(月)~11月29日(日) 

      ※利用日前日までの事前購入要

 有効期間:8月  1日(土)~11月30日(月)までの乗車当日限り

 区間大阪府奈良県京都府内(三本松以西)の近鉄

 発売箇所:大阪府奈良県京都府内の近鉄主要駅

 販売価格:大人1,000円、小児500円 

      ※特急乗車の際は特急券の購入が別途必要

②愛知・三重版

 発売期間:7月27日(月)~11月29日(日) 

      ※利用日前日までの事前購入要

 有効期間:8月  1日(土)~11月30日(月)までの乗車当日限り

 区間:愛知県・三重県(赤目口以東)の近鉄

 発売箇所:愛知県・三重県近鉄主要駅

 販売価格:大人1,500円、小児750円 

      ※特急乗車の際は特急券の購入が別途必要

という、割安なきっぷです。

 私は今回1,000円の大阪・奈良・京都版を購入し、せっかくなので、近鉄に乗るなら観光特急「青のシンフォニー」(大阪阿部野橋~吉野)にも乗ってみたいと思ったので、別途特急券(730円)も購入しました。ちなみに、大阪阿部野橋駅から吉野駅を往復すると運賃が1,980円なので、「1dayおでかけきっぷ」を利用すると、980円お得になり、特急券代も回収できます。

観光特急、「青の交響曲(シンフォニー)」とは

 近鉄が、2016年9月10日に大阪府大阪阿部野橋駅奈良県吉野駅間で運転を開始した、「上質な大人旅」をコンセプトとする3両編成の観光特急列車です。外観や車内はクラッシックで落ち着いたデザインとなっており、車内では沿線の地酒やスウィーツなどを楽しむことができ、移動も楽しみの一つとさせてくれる列車です。

運転日:水曜日を除く毎日

ダイヤ:1日4便(2往復)

    ①便 大阪阿部野橋発 10:10 ⇒     吉野着 11:26

    ②便     吉野発 12:34 ⇒ 大阪阿部野橋着 13:51

    ③便 大阪阿部野橋発 14:10 ⇒     吉野着 15:26

    ④便        吉野発 16:04 ⇒ 大阪阿部野橋着 17:22

特急券代:730円

 

きっぷの購入方法

f:id:sanmanosippo:20200912212005j:plain 「近鉄1dayおでかけきっぷ」は、係員のいるきっぷ売り場や、写真の黄色い券売機でも購入することができます。画面中の「おトクなきっぷ」をタッチして進んでいくと購入することができます。私は前日に大阪難波駅で購入しました。

 青のシンフォニーの特急券は、係員のいるきっぷ売り場で購入できますが、インターネット予約サービスでも購入することがきます(会員登録はしなくても購入可)。インターネットで購入した場合は、携帯の画面などを見せるだけのチケットレスで乗車することができます。家でゆっくり座席表を見ながら、座席を指定をすることができるのでお勧めです。

「1dayおでかけきっぷ」を使って近鉄沿線日帰り旅へ出発

f:id:sanmanosippo:20200912212932j:plain 時刻は午前9時半過ぎ、出発駅である近鉄大阪阿部野橋駅に到着しました。早速、この駅から奈良の吉野駅まで、1時間16分の「青のシンフォニー」の列車旅が始まります。今回は、大阪阿部野橋駅10:10発の1便を予約しました。通常の特急でも1時間15分程度かかるので、観光特急といえど所要時間は同じです。では出発します。

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改札の前にある発車標の一番下には吉野行の表示がされています。表示通り6番のリばへ向かいます。

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 のりばに着くと、すでに列車が到着しておりました。列車は3両編成で、大阪側最後尾の1号車と吉野側先頭3号車は客室で、真ん中の2号車にはラウンジとバーカウンターがあります。外観は、濃紺色に金のラインがアクセントとなっており、クラッシックで大人なデザインです。一般車両として使用されていた車両を改造して作られました。

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2号車には大きくエンブレムのデザインが施されていました。青の交響曲(シンフォニー)の名前は、沿線を青の列車が走り、豊かな観光資源と調和し響きあうことをイメージして命名されたそうです。

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 列車の扉が開いたので、車内に入りました。まずここは2号車です。2号車はラウンジとバーカウンタがあります。バーカウンターでは専属のアテンダントが、飲食物やお土産、グッズなどを販売しております。

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2号車には、他にもライブラリースペースがあります。

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本棚には奈良の観光ガイド本などが置かれておりました。

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また、1号車には大きな多目的トイレも設置されております。

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3号車の客室へ入りました。客室もクラッシックで落ち着いたデザインです。座席は1号車、3号車とも「2列+1列」の並びでゆったりとしています。進行方向へ向いている基本的な座席のほかに、対面式で中央にテーブルを備えたサロン席(3人~4人用)とツイン席もあります。

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私は3号車の1人掛けの座席を予約しました。1人旅には心強いです。

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座ってテーブルを広げるとこんな感じです。

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肘掛の中からもサイドテーブルを出すことができます。

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カーテンや網棚も落ち着くインテリアです。それではメニュー表を見てみます。

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柿スウィーツや大和肉鶏を使った食事、奈良の地酒飲み比べセットなど、その土地ならではのメニューがずらりと並んでいます。これらのメニューは、2号車のバーカウンターで注文して受け取り、席まで持って帰るセルフスタイルです。列車が出発するとすぐにバーカウンターはオープンします。早速注文しに行きます。

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カウンターにはメニュー表にあった商品がずらりと並んでいます。

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青のシンフォニーオリジナルグッズもこちらにあります。記念乗車証はカウンターに置かれておりますので、記念に持って帰りましょう。

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 記念乗車証はこんなかんじです。

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「季節のオリジナルケーキセット」を注文しました。このケーキセットは大阪マリオット都ホテルの料理長が考案した車内販売限定のオリジナルケーキだとのことです。西吉野の柿スウィーツセットも捨てがたかったのですが、、、そのままラウンジで食べることも可能ですが、自分の座席まで持ってきました。

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のどかな車窓を楽しみながら頂きます。かなりおいしかったです。メニュー表にも大きく載っており、みなさん注文されていたので一番人気ではないかと思います。

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出発して1時間が経過する頃、 列車は山を越えて大阿太駅を過ぎた後、吉野川と並行して走ります。あと20分ほどでこの観光列車も終わりです。

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そして、もうすぐ吉野駅に到着するなぁと思う頃、吉野川を渡ります。吉野川は紀ノ川とも呼ばれ和歌山市まで流れています。終点はすぐそこです。

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ついに吉野駅に到着しました。

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吉野駅の駅前にはお土産屋さんが並んでおり、観光案内所もありました。

 1時間16分の列車旅でしたが、食事や車窓を楽んでいるとあっという間で、移動を楽しむことができました。近鉄1dayおでかけきっぷが発売されている間に、観光列車に乗車して、おトクに近鉄沿線を観光してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

明石海峡大橋を渡った近くにある、淡路島の絶景スポット!

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 とある休日、朝起きるとふとドライブがしたくなったので、淡路島までドライブすることにしました。といっても淡路島は大きく、全島をまわると相当な時間がかかりますので、北部だけを、観光スポットに立ち寄りながらまわりました。昼前に出発して淡路島で昼食を食べて夕方には家に向けて帰るという滞在時間4時間の行程でしたが、立ち寄った先が期待以上にいいところだったので紹介します。

道の駅「あわじ」

 まず最初に立ち寄ったのは、道の駅「あわじ」です。道の駅あわじは、明石海峡大橋のたもとにあり、本州側から明石海峡大橋を渡るとすぐにある「淡路IC」を降りて車で5分で到着します。全国の人気道の駅ランキングでは常に上位に入っている人気の道の駅です。

 

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 時刻は12時頃、淡路ICを降りてあっという間に到着しました。施設内には海鮮レストランやハンバーガー屋などいくつかの食事施設が入居しておりますが、ここではずせない有名なグルメは「生しらす」丼です。写真左側の「おさかな共和国 えびす丸」の生しらす丼(900円)は、道の駅あわじの中でも人気ナンバーワンメニューだとのことです。しらすは、淡路島の岩屋港で水揚げされたものを使用し、そのなかでも最高鮮度のしらすを使用しているとのことです。他にも、しらす丼は2階にある「レストラン 海峡楼」でも食べることができます。

f:id:sanmanosippo:20200901210744j:plain 施設の裏側(海側)へと歩いていきます。海側には広場があり、そこからは大迫力の明石海峡大橋を間近に眺めることができます。明石海峡大橋は全長3,911m、2本の鉄塔の間は1,991mもあり、世界一長いつり橋としてギネス記録に認定されております。海峡の向こう側は本州が見えます。

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 後ろを向いて道の駅を見たアングルです。外にはテラスが設置されており、 橋を眺めながらの絶好のロケーションで淡路島グルメを楽しむことができます。2階には温泉もあるみたいです。

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私もテラスで食事をすることにしました。

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 先ほど、生しらす丼が有名だと紹介したのにもかかわらず、道の駅にある「淡be-」というお店の「淡路バーガー」を食べることにしました(笑)。写真は「淡路島バーガー(オニオン&ビーフ)」(500円)です。淡路島産玉ねぎと淡路牛の両方を味わえるバーガーです。淡路牛が柔らかくジューシーなのは想定内ですが、たまねぎがとても甘くおいしかったです。

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淡路島産玉ねぎは売店でも販売しております。

あわじ花さじき

  道の駅で昼食を食べたあとは、車で15分ぐらい走ったところにある「あわじ花さじき」へ向かいました。あわじ花さじきとは、丘陵の頂上にあり大阪湾が一望できる絶景の県立公園で、花の名所でもあります。

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 入園は無料ですが、駐車場代200円を支払いました。入口からこの景色です。絶景の予感がします。

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入るとすぐにこの景色が出迎えてくれます。インスタ映えします。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬はストックなどが咲くみたいです。目の前に咲いている青い花は何でしょうか。また、海の向こうには、大阪府和歌山県を隔てる和泉山脈関空がみえます。

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左側を向くとこんな感じです。写真の左側には明石海峡大橋の鉄塔がみえます。写真ではわかりませんが、肉眼では神戸のビル群や大阪のあべのハルカスなどがみえます。大阪湾を一望できるパノラマスポットです。

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丘をくだり後ろを向くと、入口に建っている展望台の全体像が見えます。左側は展望デッキ、右側は展望台に加え案内所やカフェや売店が併設されている「はなさじきテラス館」です。さらに丘を下ります。

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丘を下るとひまわり畑がありました。 それでは入口にある展望デッキまで戻ります。

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途中、真っ赤なサルビア(多分)畑がありました。

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展望デッキにつきました。デッキからはこんな景色がみえます。

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隣の花さじきテラス館に移動しました。2階には「Galleri」というカフェがあります。デンマークのスモーブローとよばれるオーブンサンドを売りにしているようです。

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 カフェの店舗外からテラス席が見えましたが、気持ちがよさそうです。詳しくはHPをどうぞ。

淡路夢舞台

 最後に、淡路夢舞台へ向かいました。淡路夢舞台とは、ホテル、会議場、野外劇場、植物園、公園、庭園などが一緒になった複合施設です。施設内の建物は安藤建築でとてもユニークです。あわじ花さじきからは車で20分程度で到着します。

  駐車場代が1日600円かかりますが、施設内でお土産を購入すると無料になりました。

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中にはいると迷路のような建物があります。楕円フォーラムというところです。

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屋上にあがると、屋上は展望台のようになっております。奥に見えるホテルはウェスティンホテル淡路です。ウェスティンホテル淡路は今年の9月30日に営業を終了し、10月1日からは「オークラニッコーホテルズ」のブランドにリブランドされます。

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少し歩くと、山回廊というところにつきました。建物が美術館のようです。以上、淡路夢舞台のほんの一部をまわりましたが、かなり広いのでまだまだ楽しむところはあります。

 道の駅到着から夢舞台出発までだいたい4時間の小旅行でした。淡路島へ行かれた際は是非これらのスポットに立ち寄ってみてください!

 

 

大阪観光がかなりお得になる「大阪周遊パス」がどれくらいお得になるか検証

 


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 とある特典で、大阪観光がめちゃめちゃお得になると噂の「大阪周遊パス」を手に入れました。しばらく家に眠っておりましたが、緊急事態宣言が解除された後、使ってみたところ、6,440円もお得に観光することができましたので紹介します。

大阪周遊パスとは

 大阪周遊パスとは、主に大阪市域の、電車・バス乗り放題+観光施設の無料入場+割引クーポンがついているパスです。1日券(2,800円)と2日券(3,600円)が基本となります。

 交通機関は、1日券、2日券で共通して、大阪メトロ、大阪シティバス(一部区間を除く)が乗り放題となります。1日券は、さらに大阪市域の阪急、阪神、京阪、近鉄、南海が乗り放題となります。

〇1日券・2日券で共通して乗車できる路線

 ・大阪メトロ、大阪シティバス全線(一部除く)

〇1日券で乗車できる路線

 上記に加え

 ・阪急 大阪梅田~神崎川、大阪梅田~三国、

       大阪梅田~相川、上新庄天神橋筋六丁目

 ・阪神 大阪梅田~尼崎、大阪難波~尼崎

 ・京阪 淀屋橋~千林、中之島天満橋

 ・近鉄 大阪難波~今里、大阪阿部野橋~矢田

 ・南海 なんば~堺、なんば~中百舌鳥、汐見橋岸里玉出 です。 

 さらに、このパスの1番の魅力でありますが、観光スポット40か所以上の入場料や乗船料が無料になります。例えば有名どころは、大阪城天守閣通天閣梅田スカイビル空中展望台、HEP FIVE観覧車、大阪水上バス、サンタマリアクルーズなどがあります。ちなみに、スカイビル展望台は通常料金1,500円で、サンタマリアデイクルーズは1,600円なので、この2か所に行くだけでも1日券の元がとれます。

※営業日、営業時間に注意

 さらにさらに、観光施設・飲食店で割引・特典が受けられるクーポンが付いております。昼食や夕食は対象の店舗でこのクーポンを使えばさらに効果的です。

 詳しくは下記HPを参考にどうぞ 

購入箇所

 大阪周遊パスは、インターネット、大阪メトロの主な駅、関西私鉄の一部の駅、ホテル、観光案内所などで購入ができます。新幹線に乗ってこられる方はJR新大阪駅にある新大阪観光案内所で購入し、大阪周遊パスを使って御堂筋線大阪市内へ繰り出すのがいいかもしれません(ちなみにJRは使えないのでご注意を)。ほかにもJR大阪駅にある大阪観光案内所や、南海、大阪メトロのなんば駅からすぐの難波観光案内所が便利ですかね。

※インターネットでの購入は事前に観光案内所での引き換えが必要です。また、購入箇所の営業時間にご注意ください

私のプランでいくらお得になったか

 ここからは、私が実際に動いたプランを紹介し、どれだけお得になったかを計算してみます。

 大阪周遊パス利用開始は、大阪メトロの東梅田駅です。パスを未使用のまま改札へ通すと小さな丸い穴が空きますので利用開始です。まずは大阪城へ向かいます。

①「大阪メトロ 東梅田駅天満橋駅 180円」

②9:45「大阪城天守閣 600円」

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 9:45大阪城に到着しました。早速、チケットカウンターでパスを見せ、天守閣へ入場します。各階で大阪城の歴史を学びながら天守閣まで階段を上っていきます。

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天守閣からは大阪の街が360度見渡せます。晴れていて気持ちが良かったです。次は大阪城御座線船に乗りに行きます。

③11:00「大阪城御座船 1,500円」

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 御座船の乗り場は、大阪城の内堀の北に掛かる極楽橋を、城側から渡ってすぐ左にあります。事前にチケットカウンターでパスを見せ、乗船時間が記載された乗船券をもらいます。船は30分おきに出航しており、乗船時間は20分程度です。

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乗船券を頂きました。

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11:00発の御座船に乗船しました。黄金の船からは綺麗に大阪城が見えます。乗船中は船を石垣の近くに寄せてくれて、石に彫られている家紋なども紹介してくれます。

 この後は、ここから15分程度歩いたJR大阪城公園駅近くに乗り場がある、「大阪水上バス アクアライナー」に乗り行きます。道中はずっと公園なので歩いていて気持ちがいいです。

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 11時30分過ぎ、途中、飲食店が集まるジョーテラスの前を通ったのでお昼を食べることにしました。私は今回使いませんでしたが、周遊パスに付属するクーポンが使えるお店で食べるのもありだと思います。

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 ジョーテラスのすぐ目の前には「大阪水上バス大阪城港」があります。看板が指すほうへ進みます。

④12:30「大阪水上バス アクアライナー 1,500円」

f:id:sanmanosippo:20200822171425j:plain  到着しました。御座船と同じくチケットカウンターでパスを見せて乗船チケットをもらいます。普段は所要時間55分の周遊コースがありますが、今は所要時間35分の限定ショートコースのみの運行です。45分間隔で出発しております。

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12:30発の船に乗船しました。川に橋が架かっておりますので、背は低い船です。

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船内は窓が大きく、天井にも設置されているので、視界が広くとれる工夫をされています。途中、北浜のカフェテラスや、中央公会堂、大阪市役所などが見えます。船は淀屋橋まで進むと、折り返し大阪城港へ戻りました。ちなみにこの時点ですでに3,780円分利用しており、1日券の(2,800円)がとれました。

 次は、大阪メトロで、大阪港へ移動します。水上バス大阪城港から、最寄りのメトロの大阪ビジネスパーク駅まで10分ぐらい歩きます。(JRの大阪城公園駅は目の前にありますが、周遊パスが使えないので利用しません)

⑤「大阪メトロ 大阪ビジネスパーク駅⇒(森ノ宮駅乗換)⇒大阪港駅 280円」

 大阪港に到着しました。

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ここには有名な水族館、海遊館を核として、観光施設が点在しています。海遊館では周遊パスは使えないので、ここでは「帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ」、「天保山大観覧車」に乗ります。

⑥14:00「帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ 1,600円」

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まずは、「帆船型観光船サンタマリアデイクルーズ」に乗ります。また船ですが。。。ここでも、あらかじめチケットを見せて指定時間の乗船券をもらいます。チケットカウンターは海遊館の横の建物にあるスタバの横にあります。

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船は、新大陸を発見したコロンブスの船「サンタマリア号」をイメージしているとのことです。毎時0分に出航しており、14:00発の船に乗船します。

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船内にはカフェスペースがあります。

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外にも広々としたスペースがあり、椅子もありますので、風を感じながら景色を眺めることができます。正面には梅田のビル群、左にはUSJが見えます。45分ぐらいのクルーズでした。

⑦15:00「天保山大観覧車 800円」

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 15:00、次はすぐ近くにある天保山大観覧車に乗ります。チケットは事前に引き換える必要はなく、パスを見せればそのまま乗ることができます。2種類のゴンドラがあり、床が透明になっているシースルーゴンドラにも乗ることができますが、私は普通のゴンドラに乗りました。

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中はこんな感じです。天気が、サンタマリア号に乗っていた時は晴れていましたが、曇ってきました。

⑧15:30「GLION MUSEUM 1,000円」

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 次は、天保山大観覧車から、徒歩13分ぐらい歩いたところにあるGLION MUSEUMへ行きました。敷地に入ると海外の雰囲気が漂っております。ここは赤レンガ倉庫を利用したクラッシックカーミュージアムで、倉庫の中が展示場になっております。

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珍しいクラッシックカーがずりと並んでおります。また、車の展示だけでなく、中にはおしゃれなステーキレストランやカフェもあります。まるで海外にいるような雰囲気の中で食事ができると思います。一通り見学した後は梅田へ移動します。

⑨「大阪メトロ 大阪港駅⇒(本町駅乗換)⇒梅田駅 280円」

⑩16:45「梅田スカイビル 空中庭園展望台 1,500円」

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 梅田につきました。梅田にそびえたつ特徴的な形のスカイビルの屋上には、展望台があるので行ってみます。

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エレベーターで上層階へ上り、さらにエスカレーターで上へ上ります。エスカレータを上ったところでチケットを確認されますが、周遊パスを確認するだけで中に入れます。

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中は、屋内展望台と屋外展望台に分かれており、屋内にはカフェや休憩スペースがあります。梅田の高層ビル群が見えます。さらに上の屋上には屋外展望台がありますので行ってみます。

f:id:sanmanosippo:20200822230108j:plain屋上は円形になっており一周できます。

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淀川です。 

 

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ビルの内側から下をみると、先ほど上ったエスカレーターが見えます。怖いですね。 

利用金額まとめ

 18:00前、スカイビルから出てきました。時間的にまだまだ周遊パスを使える施設はありますが、疲れたのでここで終わりにしました。利用総額は9,240円で、大阪周遊パス1日券の値段が2,800円なので、「6,440円」お得になりました。

 私はここで終わりましたが、この後も同じスカイビル内にある「絹谷幸二天空美術館」で利用することができますし、ナイトタイムでは梅田の「HEP FIVE観覧車」、道頓堀の「とんぼりリバークルーズ」などは夜遅くまで営業しており、利用することができます。夜も続けて利用すると、1万円近くお得にすることができると思うのでかなり優秀な周遊パスです。大阪を観光する際はご検討ください。