四国を鉄道で一周しながら、地元のグルメが食べられる駅近店を巡る旅~高松から宇和島編~
こんにちは。休日旅行です!
先日書きました、下に貼り付けております「鉄道で四国一周〜徳島から高松編〜」の記事の続きになります!
私は今、香川県の高松駅にいます。徳島駅から早朝の特急「うずしお」で参りました。
高松到着後、駅前で朝食にうどんをたべたので、これから愛媛県の松山へ向けて出発します。松山に到着した後も、今日中に宇和島、窪川を経由して、高知駅まで向かう予定です。
特急「いしづち」&「しおかぜ」で松山へ
今から乗る列車は、8:45発の特急「いしづち」です。
松山までは約2時間半の列車旅になります。
普段は、高松〜松山間は乗換なしの直通なのですが、コロナでの利用客減の影響をうけて列車の運用が変わり、途中の多度津駅で特急「しおかぜ」へ乗り換える必要が発生しました。
早速、改札を通り中りホームに入ります!
特急いしづちです。
男前なかっこいい顔をしております。
この列車は8000系という車両で、振り子という装置がついており、カーブになると列車が自動で傾き、高速で走れるすぐれものです。
すでに20年以上走っておりますので、最近は一部が8600系という新車に置き換えられつつありますが、まだまだ現役で働いております。
車内はこんな感じで、瀬戸内海の色のようなブルーのシートが並んでおります。
昔の車両なので、テーブルは最近の列車と比較するとや小さめ。
パソコンを置くと飲み物を置くスペースがなく、ドリンク専用ホルダーもないので、前の座席の背もたれに挟む必要があります。
フットレストはあります。
列車が出発しました。しばらくすると、ところどころで瀬戸内海のすぐ目の前を走るので、とても綺麗な景色を楽しむことができます。
波の穏やかな水色の海に島が並び、いかにも瀬戸内海という景色を堪能できます。
松山に到着です!
アンパンのベンチがありますが、一緒に撮る人はいません。
ちなみに、岡山〜松山間は、1日に2往復アンパンマンシートがついている、「アンパンマン列車」が走っているので、お子様連れの方は時間を合わせて、アンパン列車に乗って松山に旅行に行くのもいいかと思います!
特急「宇和海」で宇和島へ
さて、せっかく松山に来たのですが、今回は乗り換えのみ。特急「宇和海」に乗り換えて、終点の宇和島まで向かいます。
宇和島まではさらに約1時間半の旅です。
特急「宇和海」です。
車両は2000系というもので、JR四国の代表的な車両です。
この2000系も、カーブに差し掛かると車体を傾けて高速走行を可能にする振り子という装置がついておりますが、この2000系は、「世界初」の振り子式気動車としてデビューしたすごい車両なのです!今はこの2000系も、私はが今回徳島から「うずしお」で乗った2700系に置き換えられつつあります。
さあ、列車が出発しました。
出発して30分ほど立った頃、途中の伊予大洲駅を過ぎると、左側の車窓から「大洲城」が奇麗に見えます。
この路線のおすすめ車窓スポットです。
一方で車内を見てみると、サイクルルームという自転車を袋にいれずに持ち込めて、立てておけるスペースがあります。
このサイクルルームを利用するには、事前に愛媛県内のJRのみどりの窓口でチケットを購入する必要があります。
また、自転車の乗降は、松山駅と宇和島駅に限られておりますのでご注意ください。
※期間限定のサービスです。
時刻は12:47分、宇和島駅につきました!ホテルが併設されており、人口規模の割には大きな駅です。
駅前にはヤシの木があり、温暖な気候の雰囲気が漂っています。
ここでは楽しみにしている昼食があります。それは、「鯛めし」です。宇和島では定番グルメです。
定番名物③「鯛めし」かどや駅前本店
今回、伺う鯛めし屋は、宇和島駅から徒歩3分の駅前にある、「かどや」さんです。
かどやは宇和島の郷土料理店で、名物の「鯛めし」をはじめ「じゃこてん」など、この地方の名物を食すことができますので、観光客にはおすすめです。
駅から歩いてすぐにつきます。店構えはしっかりしています。
鯛めしとは
ここで、愛媛の鯛めしについてですが、鯛めしは大きく分けて2種類あります。
県南(南予地方)の「宇和島鯛めし」と県中部(中予)の「松山鯛めし」です。
「松山鯛めし」は一般的に想像される、炊き込みご飯のような鯛めしです。
今から食べるのは「宇和島鯛めし」で、しょうゆだしのたれに生卵をとき、鯛の刺身と薬味などを混ぜ合わせて、ごはんにかけて食べます。見た目は超贅沢なたまごかけごはんです。
お店に入って一息つき、鯛めしが出てくるまでお茶を飲みながらゆっくりします。
さあでてきました!こちらが「宇和島鯛めし」(1,710円)です。
食べ方ですが、まず、
①しょうゆだれのなかの黄色い生卵をときます。
②左上のおひつの中のごはんを、好きな量をお茶碗に移します。
③ぷりっぷりの鯛の刺身&海藻・薬味をごはんの上に盛ります。
④生卵をといた醤油だれを、ごはんに盛られた鯛の上からかけます。
そして、口の中へ駆け込みます!
新鮮なプリッとした鯛の歯ごたえと、だしのきいたごはんに磯の香りが広がり、めちゃくちゃおいしい!宇和島にきたら一度は食べておきたいグルメですね。
店内には一人で来ている観光客っぽい人たちも結構おりましたので、居心地はよかったです。
空き時間で宇和島城観光
さて、ランチを食べ終わり、また列車に乗って高知県の窪川駅まで向かおうと思いますが、宇和島駅15:20発の窪川行の普通列車の出発まで約1時間半の空き時間があります。
何をしようか考えたところ、徒歩圏内に宇和島城があるので、行ってみました。
まあまあ急な階段を上る必要がありますが、上ること約10分、
つきました。宇和島城。中にも入れます。
お城からは、市街地越しに宇和海が見えます。宇和海は真珠の養殖が盛んに行われております。確か愛媛県には真珠のガチャガチャがあった記憶があります。
上ってきた階段を下り、歩くこと20分、宇和島駅に戻ってきました。駅前には闘牛のオブジェがありました。宇和島は闘牛も有名ですね。
宇和島は観るところやおいしい地元グルメもいっぱいあるので、またゆっくり観光してみたいなと思いました。
それでは、次は高知に向けて出発したいと思います!ありがとうございました!