休日旅行

お出かけ先で泊まったホテルや行った観光地、乗った交通機関を中心に紹介していきます!

アユタヤへはバンコクから鉄道を利用してレンタサイクルでの観光が安くておすすめ!

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アユタヤ遺跡

 2019年9月13日(金)から16日(月)までの4日間、タイのバンコクとアユタヤを旅行しました。旅行中15日(日)に、バスツアーやトゥクトゥクを利用せず、世界遺産のアユタヤを格安で1日旅行しましたので、その過程をご紹介します。

 タイは初めての旅行でしたので、初日の13日(金)、翌日の14日(土」の2日間は、バンコクの定番観光スポットである、3大寺院(ワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポー)やダムヌンサドゥアック水上マーケット、メークロン市場を観光しました。そして、3日目の15日(日)、タイ国鉄を利用してアユタヤへ行きレンタサイクルを借りて遺跡観光をしました。

フワランポーン(バンコク)駅からアユタヤ駅まで

 旅の出発点は、バンコク最大でタイ国鉄の駅であるフワランポーン駅(バンコク駅)です。フワランポーン駅は、日本のJR東京駅のような存在で、当駅を中心に、チェンマイなどタイの地方都市への列車が出発しています。

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フワランポーン駅

 ちなみに私は今回、フワランポーン駅前で徒歩約3分のところにある、「primehotel central station bangkok」というホテルに宿泊しました。エクスペディアでは4ツ星ホテル、料金は1泊1部屋約6,000円朝食なしでした。清潔なホテルで、流行りのルーフトップバーもありました。ここに宿泊した理由は、旅行スケジュール上、バンコクからアユタヤ間の移動と、ドンムアン空港」間の移動に、タイ国鉄を利用したかったので、立地がよかったからです。(ドンムアン空港~フワランポーン駅間はタイ国鉄で乗り換えなし、運賃は5バーツ約15円、乗車時間は約1時間です。)

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Prime Hotel Central Station Bangkok

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ホテルのルーフトップバー

 フワランポーン駅からアユタヤ駅までの列車は、1日に32本運転しており、始発は4時20分、終電は22時45分です。列車は「Ordinary(普通)」、「Rapid(快速)」、「EXPRESS(特急)」、「SPECIAL EXPRESS」と4種類あります。料金は、1等、2等、3等で変わり、その中でも、エアコン付き、エアコンなしで変わります。また、列車によってその設備がある列車とない列車があるので注意。所要時間は、だいたい1時間20分から2時間です。

タイ国鉄: http://procurement.railway.co.th/checktime/checktime.asp?lenguage=Eng 

 

 ホテルを出発

 朝、ホテルを出発して、フワランポーン駅まで行く途中、駅前の横断歩道で信号待ちをしていました。その際、フレンドリーな現地のおっちゃんに声を掛けられ、「どこへ行くのか」と聞かれ「アユタヤ」と答えると駅まで案内したいと言ってきました(駅はすぐ目の前ですが、、、)。これはぼったくり詐欺なのですが、私は結末をわかっていたので、とりあえず駅まで案内されました。駅に着くと、入口前でいかにも駅のスタッフと思えるような装いをしたおばちゃんにバトンタッチされました(この人も仲間です)。「何時の列車に乗るのか」と聞かれたので「8:20発」と答えると、その列車は本日は運休だといわれました。私は「そうですか。駅の切符売り場に行きます。」と冷たくあしらいその場を離れましたが、そのまま話をきくと、アユタヤまでのぼったくりタクシーを紹介されるみたいです。これから鉄道を使って行こうと考えている方は十分ご注意ください。

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駅構内

 午前8時前、フワランポーン駅につきました。駅構内の1階には旅行案内所、両替所、コンビニなどがあり、2回にはカフェもありました。チケット売り場はホーム入口の横、大きな出発時刻掲示板の真下にありますので、迷わずにたどり着くことができると思います。私は、バンコク発8:20分の「EXPRESS(特急)75番」の3等(エアコンなし)のきっぷを購入しました。運賃は片道1人20バーツでした。

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時刻表とチケットカウンター

  ホームに入ると、8:30分発の「SPECIAL EXPRESS 7番」の列車が停車していました。クーラー付きの指定席はとても快適そうでした。私が乗車する8:20分発の「EXPRESS(特急)75番」は、8:30分発の「SPECIAL EXPRESS 7番」の列車が出発した後に遅れてホームに到着しました。車内へは、地上から直接乗車するので、かなりの高さがあります。大きなキャリーケースを持っている方は大変だと思います。車内は、日本の国鉄車両のようなつくりで、クーラーはなく、扇風機が天井に設置されていました。

 列車は約20分遅れて出発しました。車内にはもちろん地元の方が乗車されておりますが、欧米系の観光客が多数乗車されていた印象です。出発後すぐに車掌が検札に回ってくるので、車掌にきっぷを見せて穴をあけてもらいます。また、飲料を売っている人も回ってきます。車内にはクーラーはなかったですが、窓を開けられること、扇風機が設置されているおかげで、そこまで熱くは感じませんでした。

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ホーム 75番の列車

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車内


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アユタヤ駅から渡し船乗り場まで 

 約1時間30分列車に揺られ、10時過ぎにアユタヤ駅へ到着しました。アユタヤ駅では、乗客のほとんどが下車し、駅前にはたくさんのトゥクトゥクのドライバーが下車した観光客に客引きをしていました。

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アユタヤ駅構内

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アユタヤ駅

 駅付近でレンタサイクルを借りることもできますが、駅からアユタヤ遺跡群まで行くまでの途中には川が横切っていますので、川を渡し船で渡ってからレンタサイクルを借りることをおすすめします。その川までは、駅前から真っ直ぐ西にのびる道を、真っ直ぐ歩いて3分ほどなので、迷うことなく到着しました。運賃は1人5バーツで、ついたら係員に支払います。船はおそらく1隻でピストンしており、対岸までは3分ほどで到着します。

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渡し船乗り場

渡し船を降りてからレンタサイクル屋まではすぐ

 渡し船を降りたら、すぐ目の前にレンタサイクル屋が何件かあります。借り方は、係員に借りたい旨を伝えた後、パスポートのコピーを取られて支払をするだけです。私はママチャリ(電動無し)をレンタルし、レンタル代金は1日50バーツでした。店では観光マップがもらえました。

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 11時前にレンタサイクルを借り、返却する14時30分過ぎの約4時間で、「ワット・マハタート」、「ワット・プラ・シーサンペット」、「ワット・プラ・ラーム」、「ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット」、「ワット・ロカヤスターラーム」と、アユタヤ島中心部のほとんどの施設を観光することができ大変満足しました。坂道もなく、各遺跡には自転車置き場があるのでとても観光しやすかったです。何よりも時間に縛られず安く自由に移動ができる点が、レンタサイクルを借りる1番の魅力であると感じました。

 観光が終わったら、レンタサイクルを返し、渡し船に乗り、15:35分発のアユタヤ駅発「EXPRESS 76番」に乗車しフワランポーン駅へと向かいました。帰りはとても混雑しており、終始立ちっぱなしでした。

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アユタヤ駅発時刻表

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 このアユタヤ観光にかかった交通費は、タイ国鉄《フワランポーン駅~アユタヤ駅》40バーツ(往復)+渡し船10バーツ(往復)+レンタサイクル50バーツの計100バーツ(330円)でした。よければ参考にしてください!

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